MEMBER PROFILE

2017年 入社

S・I

研究開発/技術センター

―入社のきっかけはなんですか?

 大学の研究内容がこの会社の仕事内容とマッチしていて、大学で学んだ知識を活かすことができると感じたからです。私が研究をしていた肉盛溶接はこの会社のメイン事業の一つであり、この肉盛溶接の技術はとても可能性を秘めた技術だと思っています。この技術を発展させることで、より良いものづくりに関わることができると思い入社しました。
 他にも会社にテニス部があったのもきっかけですね(笑)。私は学生時代からずっとテニスをしてきたので、社会人になっても続けたいという気持ちがありました。入社してすぐテニス部に入部し、仕事終わりのテニスを楽しんでいます。最後に、本社が兵庫県にあり、田舎出身の私にとってとても魅力的だったというのが理由です。

―どんな新入社員でしたか?

 入社してすぐは、自分の席に座るのも緊張していました。何をするにも慎重になりすぎて、上司や先輩に助けを求めてばかりの人間でした。そんな私に先輩方は優しく仕事を教えてくれました。しばらくすると先輩とも仲良くなり、部所の空気に馴染めていきました。今では態度がでかいと笑って怒られたりと、自由に働いています(笑)。

―今の仕事の内容とやりがいを教えてください

 研究開発の部門に所属しています。少し難しい話になりますが、金属部材に生じた割れなどの損傷原因の調査や適切な溶接条件の選定、新材料の開発などを主に行っています。業務の内容としては、肉盛溶接の施された製品やテストピースなどを切断し磨いて、金属組織や損傷の状態を顕微鏡などを用いて調査しています。一見地味な作業だと思われるかもしれませんが、常に新しい発見があり、とてもやりがいのある仕事です。
 また、基本的にはどんな仕事も任せてもらえるのも魅力です。上司や先輩方の手厚いサポートを受けながら仕事に取り組むことができます。どの仕事も最後に報告書を作成しますので、自分が行った調査の結果が報告書として形になった時はとてもやりがいを感じます。また、その報告書はお客様や仕事に関わった方々も見ることになるので責任とやりがい、その両方を感じています。

―これまで、一番印象に残っている仕事を教えてください

 世界に数台しかない機械を用いた試験の調査を担当した仕事は一番印象に残っています。見るものすべてが初めてのことばかりで、難しいこともありました。それでも世界の素晴らしい技術に触れられたことは、技術者としていい経験になりました。なにより、時代の最先端にいる気がしてわくわくしました。

―休日は何をして過ごしていますか?

 休日は、よく友人と大阪に遊びに行きます。当社のある尼崎市は梅田まで電車で10分ほどでアクセスでき、とても便利な街なんです。カラオケ・映画・ショッピングと遊びの内容は学生の時と変わらないけど、遊びに余裕ができた気がします。これが社会人ってやつです(笑)。他には同期が集まればお酒を飲みに行きますし、時々地元の友人と旅行に行ってリフレッシュしています。1人の時間も大切にしたいので、家で1日中寝たり、ゲームをしたりしてまったり過ごす時もあります。

―就活生へメッセージ(アドバイス)をお願いします。

 「何事にもチャレンジしてください。」私が思うのは、どんな経験にも無駄なことは一つもないということです。社会人になってその経験が直接は活きないかもしれません。でもその経験がコミュニケーションのきっかけになり、それが仕事につながることがあります。私自身、何度かそういうことがありました。難しい勉強やカッコいい趣味じゃなくていいです。今、自分のやりたいことや興味がある事に全力で挑戦してみてください。きっとこれからの力になるはずです。

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